CEOにコーチングが必要な3つの理由
シリコンバレーで活躍する起業家、CEOはコーチングをつけているケースが少なくない。Googleのエリック・シュミット、Twitterのエヴァン・ウィリアムズ、Appleのスティーブ・ジョブズなど。
ではなぜCEOにコーチングが必要なのでしょうか?ここまで有名なCEOにコーチングは必要なのでしょうか?
CEOにコーチングが必要な理由
必要な理由は大きく3つです。
- フィードバックをくれるから成長角度が高まる
- 無条件の愛と受け入れをしてくれる場所を作ることにより、心の余剰スペースを作れる
- 自分の強み弱みを客観的に見た上で、本当の自分の力を100%引き出してくれる
理由1:フィードバックをくれるから成長角度が高まる
トップになって影響力があればあるほど、周りのメンバーは耳障りの悪い意見を言い難くなります。下のメンバーもそうですし、横のメンバーや取締役、投資家などもそうでしょう。(Twitterでもそうでしたね。直接エヴァンに言えばいいものを、言っても直さないという理由もあったのでしょうがないですが、本人に言わずにいきなり取締役会でCEOからの辞任を要求しましたね)
人間は他の人からのフィードバックで成長するのです。意見をくれる人を作るだけで一気に成長角度が高まるでしょう。
理由2:無条件の愛と受け入れをしてくれる場所を作ることにより、心の余剰スペースを作れる
トップになると、誰しもが孤独です。重責がありながらも本当のことを周囲の人に相談できないことも多いでしょう(言ったら駄目なことも多いので)。
茂木健一郎さんの書籍にもありましたが、人間はどこかで無条件の愛や受け入れがないと、冒険が出来ないようになっているのです。幼稚園児は、家に帰ると母親の無条件の愛情があるから幼稚園ではしゃげるのです。
そんな母親のように、無条件の愛と受け入れをくれる存在を作ることで、高ストレスの環境でも、正しく考えて意思決定できる「心の余剰スペース」を作ることができます。
理由3:自分の強み、弱みを客観的に見た上で、本当の自分の力を100%引き出してくれる
人間は「自分のことを客観的・冷静に考えるのは、非常に難しく自身の能力の10%も発揮できない」のです。自分の強み、弱み、その解決方法、強みと弱みを考えた上での波乗りの仕方を100%理解できて実行できている人は少ないでしょう。
プロのコーチでさえセルフコーチだと50%程度の力しか引き出せていないと言います。